こんにちは☀️
今回のテーマはペットのがんです。もしもの時に慌てずに済むよう、知識をつけていきましょう!
前回のコラムを読んでいない方は先にお読みください → 最高のがん治療
このコラムでは、犬と猫のがんに関する食事の知識をご紹介します!
結論
食事でがんを治す方法は見つかっていない。
残念ですが、人間同様、これが事実です。
つまり、がんに効く食事はこちら!的な情報があったら、見る価値はないと思われます。
でも、できることがないわけではありません💡
詳細を解説する前に、まずは概要をおさえておきましょう!
腫瘍、がん、癌の違い
この3つのワードは似ているようで、少しずつ意味が違います。
腫瘍
細胞が異常に増えてかたまりになったものです。
がん
腫瘍のうち、悪性のものをいいます。
癌
がんのうち、癌腫という分類のものです。
癌腫は難しく言うと、上皮性のものです。
例)皮膚、肝臓、胃、大腸、腎臓、前立腺など
癌腫以外のがんを肉腫といいます。
例)血管、骨、筋肉、神経など
難しいので覚える必要はありませんが「がん」と平仮名で見かける機会が多いことにはちゃんと理由があるんだなぁ〜と理解していただけたらOKです🙆🏻♂️
ペットの死亡原因
犬と猫の病因別死亡割合はこんな感じです▼
犬
1位:腫瘍(18.4%)
2位:循環器疾患(17.4%)
3位:泌尿器疾患(15.2%)
猫
1位:泌尿器疾患(29.4%)
2位:腫瘍(20.3%)
3位:循環器疾患(11.8%)
(参考:人間)
1位:がん(38万人)
2位:心疾患(21万人)
3位:老衰(15万人)
4位:脳血管疾患(10万人)
5位:肺炎(7万人)
6位:誤嚥性肺炎(5万人)
7位:不慮の事故(4万人)
8位:腎不全(3万人)
9位:アルツハイマー病(2万人)
10位:その他の認知症(2万人)
(参考)新型コロナ(4万人)
人間と同様、がんが代表的な病気だということが分かりますね。
治療法
人間と同様で3大治療法+緩和ケアが重要になります。前回のコラムで解説した、人間の治療法と同じです。
①手術
②放射線治療
③抗がん剤治療
逆に、食事でがんを治せるという先生がいたら、ちょっと私は懐疑的です😅
今回参考にした本はこちら▼
犬の本は、「愛犬のためのがんが逃げていく食事と生活」を読んでみましたが、個人的にはイマイチでした😅
コメント
コメント一覧 (5件)
すごく良く分かりました!
人間に関しても納得です。
食事は大事ですよね。
ありがとうございます。
水柿杜使子さん
よかったです😊食事は大事ですね〜♪
がんを罹って痩せるのはそうゆうことなんですね。
ちいさん
そうですね。それが進むと「悪液質」という状態になってしまうので、体重維持はとても大事です👍
春によく食欲不振になり、100g位痩せますので健康な時から体重管理をしたいと思いました!!!
くぅ先生、ありがとうございました🙇♀️