血液検査の腎臓の数値は犬猫共通で気になるところだと思います。
・BUN
・クレアチニン
この2つです。
今回はこの2つの数値の見方をご紹介します😊
結論からいうと、どちらも腎臓の数値だけど、クレアチニンの方がより腎臓の状態を反映しているという感じです。
具体的にはこんな感じ
これらを組み合わせると・・・
BUNが高いとき(クレアチニンは正常値)
・本当はクレアチニンも高いけれど、他の原因(筋肉の減少など)で下がっている
・食後
・高タンパク食
・消化管内出血
・飢餓
・発熱
・薬の影響
・本当はクレアチニンも高いけれど、他の原因(筋肉の減少など)で下がっている
・食後
・高タンパク食
・消化管内出血
・飢餓
・発熱
・薬の影響
クレアチニンが高いとき(BUNは正常値)
・本当はBUNも高いけれど、他の原因(肝不全、低タンパク食など)で下がっている
・腎臓の調子が悪い
・質の悪い食事
・薬の影響
・本当はBUNも高いけれど、他の原因(肝不全、低タンパク食など)で下がっている
・腎臓の調子が悪い
・質の悪い食事
・薬の影響
もちろん、これが全てではないですし、他の検査も組み合わせて行う必要があります。

例えばくぅちゃんは血液検査では腎臓はピッチピチの正常値なのですが、エコー検査とCTで片方の腎臓が機能していないことが分かっています。
なんとか良い食事で正常値をキープできていますが、もう13歳なので油断すると急変すると思われます。
ということで、知識をつけつつ健康管理をしていきましょう!
飼い主はもう1人の主治医です👍

コメント
コメント一覧 (2件)
腎臓機能の初期と言われ、今回の説明がとても分かりやすくお勉強になりました!ありがとうございます♪
アリエルさん 参考になったようでよかったです😊