(見本)ミライ様(4月1日〜4月30日)

※実際の相談内容ですが名前は仮名です。

目次

プロフィール

名前:ミライ様
犬種:ポメラニアン
年齢:4歳
体重:5.5kg
BCS:3.5

目標

薬なしで早朝の嘔吐を減らすこと

相談内容

(4/1)
昨年から早朝に黄色い液体を吐くようになりました。それからずっと病院で薬を貰 いながら、ロイヤルカナンの療法食をあげ続けています。薬はやめられません。 夜寝る前におやつをあげて空腹の時間を減らしても吐くことがあります。 精密検査もしましたが特に問題なく、アレルギーや皮膚炎もありません。 この子に適している食事があれば教えていただきたく、相談させて頂きました。 今まで色々なフードを試しましたが、全く食べず非常に困っています。

返信①
ご相談ありがとうございます。
1ヶ月間どうぞよろしくお願いいたします。
お伺いした情報から察するに、胆汁という消化液が胃に逆流して嘔吐が起こっている可能性があります。その場合は完治は難しいです。
ただ、工夫次第で症状を抑えることはできるかもしれないですし、単に食事が合わないだけなら改善できるかもしれません。
1ヶ月後の目標は「早朝の嘔吐の頻度を減らす」でよろしいでしょうか?前提条件を3つほどお聞きしたいです。
①ミライ様のBCSはどのくらいでしょう?
②寝る前のおやつは何時くらいに何をあげていますか?
③現在、嘔吐は現在何日(何週間)に1回くらいですか?

(4/2)
こちらこそ、宜しくお願い致します。
私としては、薬なしで早朝の嘔吐を減らすことを目標にやっていきたいです。
やはり吐いてしまうと、1日中ゲプッとしていることが多く、あまりご飯を食べなくなってしまう為、出来るだけ減らしてあげたいと思っています。

前提条件に回答させて頂きます。
① BCSは3~4、体重は5.5kg。
②おやつはいつものフードを23時くらいの寝る前にあげています。 何か褒める時には2-3粒ですが、寝る前は30-40粒あげています。
嘔吐は薬をあげた状態(最近薬を変えて、朝晩違う種類で調整)で1週間に1回くらいに減りました。

(返信②)
前提条件ありがとうございます。 目標も承知しました。
「薬なしで早朝の嘔吐を減らす」 で頑張っていきましょう👍方針としては4つございます。 ①1回目の食事を・・・
結果
嘔吐がなくなり、日中の元気もUP

後日いただいたレビュー(原文ママ)
私はくぅ先生とこのサービスに非常に感謝しています。
1年以上悩んでいた、ウチの子(ポメラニアン 4歳)の胆汁逆流症が、先生のアドバイスを実行したところ、10日あまりで改善してしまったからです。
(薬なしでも嘔吐が激減しました)

動物病院はたくさんありますが、獣医の知識とフードの知識を活かし、1対1で1ヶ月間さまざまなアドバイスを頂けたり、毎日のちょっとした変化や疑問を心置きなく伝えられる場所は今までなかったので、フードに迷っている方がいたら本当にお勧めしたいです。

動物病院はいくつか通いましたが、療法食と薬で対応という意見は変わらず、毎日薬をあげていることにモヤモヤが募っていました。

そもそも吐くこと自体が不自然な状態であり、合うフードがあれば吐かなくなる可能性があるかもと思い、必死の思いで1ヶ月相談コースに申し込みました。

私が感じた相談のメリットは以下の通りです。

①ウチの子の体質や体型、嗜好などを細かく確認してくれた上で優しくアドバイスをしてくれる。
→詳細を理解してアドバイスくれているという安心感がある

②否定的なコメントは一切なく、一緒に考えてくれる姿勢が心強い。
→食べてくれない、結果が出ないと誰もが落ち込みますが、違う角度から何通りものアドバイスくれるので頑張れる。

③フードや栄養学の知識が豊富で、具体的なフードの商品名やその量を提案頂ける。
→やみくもにフードジプシーにならず、無駄を省けるし結果として効率的。

④その場限りではなく、やり取りを見返すことが出来るし、ゆっくり考えながら質問出来るので、モヤモヤが残らない。
→あれも聞きたかったとか、このケースはどうすればいいのか?等のモヤモヤがなくなるので、ストレスにならないし、段々と自分の頭で考えながら進めるようなる。

飼い主と我が子に優しく効率的なサービスだと自信を持ってお勧め出来ます。
また新たな悩みが出来たら利用させて頂く予定です。
先生ありがとうございました😊

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

猫好きの獣医師です。野生動物の診療、動物病院の勤務、研究職を経て、今はフリーランス獣医師です。主に犬と猫の食事の情報を発信します。世間には誤った知識が多く(古い知識がまだ当たり前になっていて)、栄養学にうとい獣医師も少なくありません。微力ながら犬と猫の命を救う手助けができれば幸いです。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次