南極にシロクマがいない理由(2023年1月13日)

こんにちは☀️

たまには違う動物の話をしましょう。

ホッキョクグマはみなさんご存知だと思います。
獣医のコネで、柵越しに給餌させてもらったことがありますが、すごく大きくて、超可愛いです。
北極にいるからホッキョクグマなんですが、逆に南極も似たように寒いのにシロクマがいないのはなぜでしょう?

 

その答えは、歴史にあります。

世界には6大陸ありますが、6億年前は1つでした。
そこから南極とオーストラリアが離れていきました。
そのずっと後、2000万年前にようやくクマが登場です。
(諸説ありますが、クマの中からパンダが登場したのがその頃です)

このへんの数字はどうでも良いですが、
要は、大陸の移動より熊が誕生する方が遅かったという部分が本質です。
だから、南米には熊がいるのに、南極とオーストラリアには熊がいないというわけです。

同じ理由ですが、オーストラリアが離れてから誕生したのがカンガルーなどの有袋類ですね😊

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

猫好きの獣医師です。野生動物の診療、動物病院の勤務、研究職を経て、今はフリーランス獣医師です。主に犬と猫の食事の情報を発信します。世間には誤った知識が多く(古い知識がまだ当たり前になっていて)、栄養学にうとい獣医師も少なくありません。微力ながら犬と猫の命を救う手助けができれば幸いです。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次