【限定】ジルケーンの科学的根拠(2023年9月15日)

こんにちは☀️
ストレス低減サプリ「ジルケーン」の科学的根拠を調べてみたら見つかったのでシェアします!

口コミも大事ですが、科学的根拠があるかどうかはもっと大事です😊

目次

アンケート結果のおさらい

ジルケーン
・公式HPはこちら
・有効成分:カゼイン(トリプシン加水分解牛由来カゼイン)
・期待する効果:犬と猫のストレス低減


結果としては、犬は情報が少なかったのですが、猫では44%の飼い主さんが効果を感じるとのことで、驚異的な結果となりました。

・犬の飼い主さん 26名
・犬で効果を感じた 0名
・犬で効果を感じなかった/口にしてくれなかった 4名

・猫の飼い主さん 144名
・猫で効果を感じた 11名(7.6%)
・猫で効果を感じなかった/口にしてくれなかった 14名(9.7%)

・使ったことがない 119名(82.6%)

・ジルケーンを使ったことがある猫の飼い主さん 25名
・猫で効果を感じた 11名(44.0%)
・猫で効果を感じなかった/口にしてくれなかった 14名(56.0%)

猫の研究結果

私も深く知らなかったのですが、どうやらこの「トリプシン加水分解牛由来カゼイン」、ジルケーンが特許を取っているようです。なので、サプリとしては珍しく、ジルケーンという「商品自体」を使って調査をした科学的根拠が存在しました😊

2007年の研究😺
✅17頭の猫にジルケーン(17頭の猫にプラセボ)をテスト
✅10頭で不安障害が改善(プラセボでは4頭が改善)
✅副作用は見られなかった

犬の研究結果

2007年の研究🐶
✅19頭の犬にジルケーンをテスト
✅10頭で不安障害が改善
✅副作用は見られなかった

まとめ

結果としては、犬も猫もだいたい半分くらいが効く感じです。データとして使った動物の数が少ないので、正直研究の精度は高くないのですが、無いよりはずっと信頼できます。
猫に関しては、アンケート結果とそこまで矛盾しませんね😊

ちなみに獣医の本でジルケーンが推奨されている病気はこんな感じ💁🏻‍♂️

😺
・特発性膀胱炎
・ストレス性の粗相
・ストレス性の食欲不振
・ストレス性の嘔吐
・分離不安
・恐怖症
・落ち着かない
・知覚過敏

🐶
・ストレス性の食欲不振
・ストレス性の嘔吐
・分離不安
・恐怖症
・落ち着かない
・常同障害

サプリなので使うのは自由ですが、超ハッピーな犬猫に使うのは無意味です。
使う場合は目的を持って使われることをおすすめします😊


(参考)
・猫の論文 https://zylkeneusa.com/wp-content/uploads/study-beata-anxiety-in-cats.pdf
・犬の論文 https://zylkeneusa.com/wp-content/uploads/study-alpha-casozepine-vs-selegiline.pdf

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この記事を書いた人

猫好きの獣医師です。野生動物の診療、動物病院の勤務、研究職を経て、今はフリーランス獣医師です。主に犬と猫の食事の情報を発信します。世間には誤った知識が多く(古い知識がまだ当たり前になっていて)、栄養学にうとい獣医師も少なくありません。微力ながら犬と猫の命を救う手助けができれば幸いです。

コメント

コメント一覧 (4件)

  • 「ジルケーン」の効果に科学的根拠があったんですね!
    我が家に保護した猫ちゃんがいるのですが、お外生活が長かったせいかケージの中にずっと籠って、出て来てくれません💦
    家猫生活もっとエンジョイしてくれたら嬉しいのにと…ずっと気がかりでした。
    早速「ジルケーン」試してみます。
    いつもためになる情報ありがとうございます😊

  • ミミさん
    コラムのまとめで解説している通り研究の精度は高くないのですが、先日のアンケートと合わせると使う価値を感じますよね😊
    うまくいくことを祈っています👍

  • ストレスに効くサプリメントがあるとは、今まで知りませんでした💦💦💦
    例えば、エリカラ時(1週間以上が多いので)をしている時は行動や症状が出なくても絶対にストレスが溜まってると思いますので、その時に使用してもよいのですか??

  • ちぃさん
    良いと思いますよ!リラックスして寝ている時間が増えたら効果ありですね👍

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