【限定】ついでに心臓の検査をする方法(2023年8月4日)

みなさんの愛犬・愛猫の心臓は大丈夫ですか?

犬も猫もシニアになると心臓が悪くなる子が多いです。

 

実は、今個別相談をお受けしている猫様にこんなエピソードがあります▼

1個目の動物病院で心筋症を診断され、2個目循環器医がいるところに行ったら全く心筋症じゃないと言われ…、3個目の今の病院でもレントゲンとってもらいましたが、肺がほんのちょっと気になるものの心臓には問題ないそうです💦
そこでみなさんにおすすめするのが血液検査の「BNP」という追加項目です。
これで「心臓の負担」が分かります。

ちなみに7月の健康診断でくぅちゃんも測りましたが。。

なんと、基準値オーバー🙀

この検査のメリットは普段の血液検査のついでにできるので動物へのストレスが超小さいことです。
逆にデメリットは「なぜ数値が高いか」が分からないところと、外注検査になるので結果が分かるまで1〜2週間かかることです。

 

ということで、心臓のエコー検査もお願いしました。

結果は、異常なし🙆🏻‍♂️
猫でありがちな「肥大型心筋症」ではありませんでした✨

 

ということで、おそらくBNP上昇の原因は腎機能の低下かと💡

 

この検査は検査の通常項目にはなく、裏メニューとなっていることが多いので、こちらからお願いしないとできないことが多いです。なので、知識として持っておいて損はないと思います🙆🏻‍♂️
ちなみに、私のかかりつけの病院では検査代は4,000円くらいでした😊

 

 

参考になりそうなのはこちら💁🏻‍♂️
どこかの動物病院の記事①
どこかの動物病院の記事②

 

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この記事を書いた人

猫好きの獣医師です。野生動物の診療、動物病院の勤務、研究職を経て、今はフリーランス獣医師です。主に犬と猫の食事の情報を発信します。世間には誤った知識が多く(古い知識がまだ当たり前になっていて)、栄養学にうとい獣医師も少なくありません。微力ながら犬と猫の命を救う手助けができれば幸いです。

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